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奇跡のスタート vol 12016.01.18 Monday
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私がパリッシュ出版(株)を設立したのは1997年、今から約20年前のことになる。
とてもとても暑い8月の初旬だった。
私は自宅から、愛用のワープロ(その当時はパソコンではない)と
10個ほどの紙袋を車に積んで高崎問屋町の事務所(と言ってもわずか10坪足らずの雑居ビル)
に向かった。
会社設立の引越と言うにはあまりにも荷物が少なすぎたし賑やかさも華やかさもない。
当時小学生だった息子二人(のちにその一人が現社長)が、
楽しそうに手伝ってくれた。
ま、その程度の引っ越しだった。
パリッシュ出版はこんな感じで始まった。
それでも、ここにこぎつけるまでが大変だった。
何しろお金はない、人脈なし、経験なし。無い無い3拍子が揃った私が、
奇跡的にも起業できたのだ。
そしてその奇跡がこの後20年近くも続いていくのだから、
人生はよくわからないものだ。
理屈や道理だけではない、奇跡を起こさせる何かが動かなければ、奇跡は起きない。
私の頭の上から神が下りてくる感じってわかるだろうか?
こんなことを言うとどこぞの信者かと誤解されそうだが、そういうことではない。
これまでの人生の中で何度か私はこの感じを味わっている。
突き動かされるってことなんですけどね。
私は自分が突き動かされて起きる奇跡が何だったのかを知りたくなった。
振り返ると、反省や懺悔ばかりの人生であるけれど、
あえて振り返り検証することが、還暦の自分が明日生きていくための杖先になるのかもと考えたわけだ。
そして、もう少し、おこがましいことを言えば、
私の失敗の数々が、これから起業する人たちへのささやかな忘備録になるかもしれないとも思っている。
さて、少しづつじっくり思い出してみようと思う。 続く
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スポンサーサイト2016.01.22 Friday
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